こんにちは。
前回までに「塾を使い倒す」というテーマで連載してきましたが、
保護者の方から
「実際に『塾を使い倒す』方法について説明してください」
というご依頼をいただきました。
お説ごもっともと思いますので、本日は
「塾を使い倒す・実践編」
をお送りいたします。
なお、これは当塾の意見であって、他の塾の状況は分かりませんので、その点はご了承ください。
「当塾をとことん使い倒す」
というと以下の4点が考えられます。
1.学習理解を深めるためのサポート役
2.学習計画の企画・立案と進捗状況の確認役
3.自主学習をするための場所・時間の提供
4.進路指導を行う役割
では一つ一つ見ていきましょう。
まず「1」ですが、
これは一言でいうと一般的な学習塾が行っていることです。
つまり
「分からなかったことが分かるようになるための動きをする」
という事です。
ですから、これは特に当塾のオリジナリティを示すものではありません。
とはいえ、学習塾の扉を叩く保護者の方の第一の希望はこれが最多と思います。
「手抜き」等は全く考えておりません。
次に「2」ですが、これは
「勉強のやり方が分からない」「どうやって勉強を進めればいいのか分からない」
という生徒さんが対象になります。
もちろん、こうした生徒さんにも
「いつ」「どこで」「どのくらい多く」「何を」「どのように」「なぜ」
学習するのかを伝えて、共に計画立案することは重要です。
もちろん計画立案だけでなく、進捗状況の確認はさらに重要になります。
当塾では一人一人の志向・状況にあった学習の提供を行っています。
さて「3」ですが、
当塾には夜遅くまで使える自習室があります。
学習塾の自習室と聞くと
「私語厳禁」「勉強しない人は速やかに退場」等の厳しいルールを想像するかもしれませんが
「他の人に迷惑をかけなければ相談や『共同研究』はOK」としています。
精神をリラックスさせた上で学習に取り組んでもらう方が、効果的だと経験上確信しています。
ですから、学校の定期テストの期間中や入試が近づく時期になると、自主的に学習に取り組む人の姿が見られるようになります。
最後の「4」ですが、
当塾では、ただ単に「入れる高校への進路指導」は致しません。
中学3年生の進路指導と言えば以下のような様々な要素を含んでいるからです。
・ 本人はどのような性格で、志向(将来の希望)は何か?
・ 上記のような性格・思考に合致する高校はあるか?
・ 保護者の方の希望と受験生の希望は一致しているか?
・ それが違っている場合、意見の統一は可能か?
・ 現時点で性格・思考合致している高校でも、将来その条件を満たし続けられるか?
受験生だけでなく、保護者の方々も正確で詳細な情報はなかなか掴めないのが現状です。
ですから
「とことん塾を使い倒す」というテーマでは、
当塾の場合この「4」が最も期待に応えられる項目だと考えます。
もちろん上記の通り「1」~「3」の各項目にもきちんと対応させていただきますが、
生徒さんの進路等でお悩みの方は、是非一度お話を伺わせてください。
さて長い間、この「とことん塾を使い倒す」というテーマでお話をさせていただきました。
今回でこのテーマは終了します。
では、また次のテーマで。