3年目の学校選択問題を追ってみる ⑥ 一般入試問題の分析(数学編)

史上初の10連休も終了し、昨日から学校も再開されました。正直「ほっ」とされている保護者の方も多いのではないでしょうか。

 

さて「3年目の学校選択問題を追ってみる」も六回目になりました。

今回は学校選択問題ではない一般の入試問題を分析します。英語は既に前々回で取り上げていますので、今回は数学です。

以下は2017年度から2019年度の出題内容ですが、いずれも大問1~4の出題形式は変わりませんでした。

 

<2017年度>平均点44.4点

大問1 (1)文字式の計算 (2)正負の数の計算 (3)文字式 (4)無理数の計算 (5)因数分解 (6)連立方程式 (7)二次方程式 (8)文字式 (9)反比例の問題 (10)二次関数の問題 (11)確率* (12)図形の相似* (小計48点)

大問2 (1)図形の作図問題* (2)資料の整理* (3)図形の面積* (4)三平方の定理* (小計20点)

大問3 (1)証明問題 (2)①数の組み合わせ* ②①の説明* (小計16点)

大問4 (1)面積の問題 (2)二次関数* (3)関数の座標* (小計16点)

 

<2018年度>平均点44.0点

大問1 (1)文字式の計算 (2)正負の数の計算 (3)文字式 (4)無理数の計算 (5)因数分解 (6)連立方程式 (7)二次方程式 (8)二次関数の問題 (9)方程式の解法 (10)資料の整理* (11)①②連立方程式* (小計50点)

大問2 (1)確率* (2)図形の体積* (3)図形の作図* (4)円周角と図形の相似 (小計22点)

大問3 (1)(2)数の規則性* (小計10点)

大問4 (1)一次関数* (2)二次関数* (3)面積の算出* (小計18点)

 

<2019年度>平均点42.3点

大問1 (1)文字式の計算 (2)正負の数の計算 (3)文字式 (4)無理数の計算 (5)因数分解 (6)連立方程式 (7)二次方程式 (8)一次関数 (9)図形の角度* (10)二次関数* (11)①②連立方程式* (小計51点)

大問2 (1)標本調査* (2)図形の体積 (3)図形の作図* (4)図形の証明 (小計22点)

大問3 (1)(2)図形の面積* (小計10点)

大問4 (1)三平方の定理* (2)①図形の証明問題* ②図形の面積* (小計17点)

 

なお、前回知らせした学校選択問題と一般入試問題との共通問題ですが、それぞれ2017年度49点・2018年度57点・2019年度56点となっています。

平均で54点となりますが、学校選択問題は3年間の平均が52点でしたから、大きな違いはありません。

 

それよりも共通していない問題は、やはり学校選択問題に比べて基本的な知識・理解を問うものが多くなっています。

まずは教科書の例題を確実にクリアできる基礎学力の育成が必要です。反復して学習することで、理解を深めたいですね。

また、図形問題が苦手な人も多いのですが、私見ではそういった生徒さんのほとんどは小学校の算数の知識が曖昧になっています。このため中学校の数学での知識・理解の上乗せが出来なくなっているのです。

従って「図形が苦手」な人は夏休み前に小学校の算数の図形をもう一度しっかりやり直しておくのが、「中学校の図形克服」の近道であり、早道でもあります。

「今更、小学校の算数の勉強なんてやりたくない!」等と言わず、三か月後の理解>飛躍を目指して、取り組んでくれればと思います。

 

当塾でも、昨年の中3生でこのことを実行し、数学の成績を伸ばした人がいます。昨年の入塾当初は「円周は?」という質問に「半径X半径X・・・」と答えていたのが、しっかり算数から復習して、入試直前には三平方の定理の基本的な問題まで対応できるようになっていました。きちんと基本を理解できれば応用までの理解が開けるという良い手本になってくれたと思います。

 

図形の問題が苦手な人は、今からでも遅くないというか、まだ間に合うので基礎から作り直していくことをお勧めします。

 

それでは、本日はこの辺で失礼します。

 

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