過ぎたるは及ばざるが如し

昨日、今年度の授業が終了した。今年も波乱万丈の一年だった(毎年の事だが平穏な年はない。人間の予想など高が知れている)。
当塾は4月8日から新学期がスタートするが、中学生向けの春期講習会が月末から始まる。全員必修の新中3生と任意参加の新中1・2生が、良い意味で「波乱万丈の一年」を経験し大きく成長出来るように、私も全力を尽くしたいと思う。
さて、新たな年度の第一歩という訳で、先日18日に「高校入試説明会」を行った。四年前から毎年この時期に新中3生の保護者の方々を対象に行っているのだが、希望があれば他の学年の保護者方も参加可能とした。更に十日程前に新聞の折り込み広告を入れた事もあって、今までにない参加申し込みがあった。
元々は「高校入試はこのような仕組みになっている」という「正確な情報」を伝える事で「検定などの資格、部活動での好成績、生徒会役員、ボランティア活動は高校入試に有利」という「入試にまつわる都市伝説が生み出す不安の払拭」を目的としていた。
ただ、事前に保護者の方々の希望を聞いたところ、今年は次の二点についても言及する必要があると感じていた。
①.2017年度の埼玉県公立高校入試で採用された「英数の学校選択問題」「理社の10分延長」の背景と影響。
②.新中3生が第一期生となる2020年度の「大学センター試験の廃止」「新大学入試システム」の情報と影響。
このため参加する方々に配る資料が、過去の1.5倍程になり、ホチキスでとめる事が出来ずにクリップを使う事になった。
更に説明会自体も例年の90分という時間枠を大幅にオーバー。事前にリハーサルをしており「例年よりも数分位長くなるかな」と予想していたが、いざ本番となると「あれを追加説明しておこう」「この情報も話す必要がある」という欲が出てきてしまった。
さて、そのように「膨大な資料」「長時間の説明」によって参加された方が納得されたかというと、おそらく第一印象は「疲れた」という事になるだろう。私からは二時間を超える大長編にお付き合い戴き「感謝」の一言である。
それにしても二十年前、市場調査会社に勤務していた時には「報告会、プレゼンテーションの説明は簡潔に」と言われていたし、現在では普段の授業で「新しい項目の説明は力強くシンプルに」と心がけているのにもかかわらず、「社会に出た時に役に立つ勉強」を実践しきれなかったのは残念である。
これを「来年の課題」にすると同時に、参加された方々にはこの件について一層のコミュニケーションを図るつもりである。

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