自主学習の習慣をつけるには ③ 体験者に聞く

こんにちは。

先週の金曜日に公立高校の倍率も確定し、あとは明後日の入試本番を待つだけになりました。

そう言えば、確定倍率を知った時の受験生の反応はまちまちでした。

第二希望までを考えると最悪の場合を回避できそうな人はにっこり笑っていましたし、12月15日の調査結果から比べると格段に倍率が下がった高校の受験生は「よっしゃー」と思わず声を上げていました。逆に想定外の高倍率にショックを隠し切れない受験生もいました。

とは言え実際の受験はこれからです。これは合格不合格の要素の中でも影響の高くない要素なのですから、あとは本番までしっかり準備をすることの方が重要ですね。

 

昨日まで当塾では中1・2生の期末試験対策授業と並行していましたが、今日からは中3生の直前対策講座がメインになってきます。

過去問や埼玉県公立高校の入試と同じような傾向を持つ他の都道府県の入試問題を解き、対策を行っています。

その中ではどうしても「これ英語で答えているけれども、ここに『日本語で書きなさい』っていう指示があるぞ」「この計算問題、簡単だからって暗算でやったろう? だからミスにつながったんだ」というケアレスミスは出ます。

しかし、その度に「これで本番では油断しないで真剣に対応するだろう? だからここで失敗してよかったんだ」と伝えるようにしています。

肝心なのは本番でミスをしないことなのですから。

残された時間はあとわずか。受験生全員が悔いの無いように過ごしてほしいものです。

 

 

さて「自主学習の習慣をつけるには」も三回目になりました。

先日のブログでも記載しましたが「これは本当のことだろうか?」というご質問を頂いたので、今回は現在塾に在籍している人の話を聞いてみたいと思います。

自主学習をみんなはどう思っているのでしょうか? いずれも本人の談をそのまま記載するように努めました。

みんなを身近で見ている私も気づかなかったことに気づいた人もいることが分かりました。

 

【小学生】

「塾に来るようになって100マス計算や英語と算数の復習プリント、国語の読解問題のプリントを『家でやってくること。そして次の塾の授業の時に持ってくること』って言われた時には『面倒くさい』と思いました。おまけにクラブ・チームに入っていてスポーツの練習はキツイから『出来るかな?』とも思っていました。でも1年続けてみて、勉強にものすごく時間を取られることもないし、復習することで前に勉強したことを忘れることはとても少なくなりました。学校の算数のテストはほぼ100点だし、国語の問題も前はちょっと難しいと『あ~っ、面倒くさい』と思ってすぐにあきらめていたのに、今は『もう一回、問題文を読んでみよう』という気になっています。正直に言ってクラブ・チームの練習がキツイ時には『塾の復習は面倒くさいな』と思う時もあるし、『なるべく塾の翌日にやること』と言われている通りに行かないで前の日に慌ててやることもあるけれども、家での勉強や考えて問題を解く習慣はついてきたんじゃないかなと思います」

 

【小学生】

「5年生になって塾に来るようになったけれども、算数が本当に苦手で特に文章題になると加減乗除のどの計算を使って答えを出すのかが分かりませんでした。だから適当な計算をしてその度に『X』って言われていたんだけれども、100マス計算をやるようになって計算のスピードがどんどん上がって、文章題も問題をよく読める余裕が出てきました。それから国語の読解問題を続けるうちに文章題の内容も少しずつ分かるようになってきました。まだ計算の式を2つ・3つと関連して使うような問題は難しいけれども、1つで計算できる問題ならばかなり分かるようになってきました」

 

【中学生】

「以前通っていた塾に比べると、家で勉強する時間は変わっていないし、むしろ少なくなっているかも。ただ復習用のプリントを解くときには頭を使わなくっちゃならないし、次の授業の英語の単語や国語の百人一首のチェックのように自分で調べることは増えたと思います。だから頭を使うので、塾の復習が終わると以前の塾の課題が終わった時よりも、はじめのころは疲れたなあと思っていました。それから『毎日最新のページを10回』って言われている英語の音読の練習も、やらないと次の授業のチェックですぐにばれてしまいます。何もやらずに塾に行って『忙しいから』って言い訳をした時があったけれども、先生から『君よりもキツイ部活の人は多いし、クラブ・チームで本格的に取り組んでいる人もいる。君はその人たちよりも忙しいのか? そうじゃなくて、やるべきこととやりたいことの優先順位を決めていないだけだ。まず、自分は何をするべきなのかを考えてそれを実行すべきだね。君の忙しいは言い訳にならないよ』と言われました。それからはまず復習に取り組む様にしています。でもたまに音読の練習は忘れちゃうけど」

 

【中学生】

「小学校にいたときには家での勉強は宿題以外やったことがありませんでした。その宿題もテキトーにやっていたので高学年になるころには勉強は苦手になっていました。中学校に入るときから塾に来て『復習プリントと音読・単語チェックをやってくること』と言われた時にも小学校の時みたいにテキトーにやってればいいやと思っていました。でもそうはいきませんでした。復習プリントでミスがあると『前も同じミスをしたよね。何でその時に言ったポイントをシートに書いていないんだ』『ここは何も書いていないけどこれじゃ君がどこまで考えたのか分からないから、間違ってもいいから式でも書いたものは何でも残すようにって言っていたよね。なのに何でブランクなんだ。これじゃ考えて勉強しましたとは言えないよね』『また単語のチェックをしていないね。そうすると説明しても頭に入ってこないだろう? ほんの5分のチェックで次の授業が分かるようになれば安いもんだよ。きちんとチェックしてきなさい」と毎回のように厳しい確認が入りました。でも気づいてみたら数学は定期テストで平均点以上を取れるようになってきていたし、英語も先生から『もう平均点をいつ超えてもおかしくないところだ』と言われています。最初のころには厳しく言われるのはなんでだろうと思っていたけれども、そのころは自分が本当にいい加減に勉強をやっていたんだと思います」

 

【中学生(保護者の方)】

「塾に行く前は家で勉強するって言っても宿題をやるくらいでした。定期テストの前も範囲のワークをやってしまえば『終わった』と言うので『分からないところがあるんじゃないの?』と言うと『範囲のところは全部終わったもん』という答えしか返ってきませんでした。でも塾に行くようになってからは、毎回の復習があるのでほぼ毎日机に向かうようになってきたし、定期テストのときも対策授業のために出されたプリントを『キツイなあ』と言いながらもやっています。先生の『テスト範囲で出題されそうなところ』や『生徒の実力を確認するにはこういう問題がいい問題だ』という話が面白いみたいで、以前よりも学習に対する興味が出ていると思います」

 

いかかでしょう? ご参考になりましたでしょうか。

それでは本日はこの辺で失礼します。

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