中学校の2学期の学習は極めて重要! 中学1年生編

こんにちは。

もう間近に迫った中間テストに向けて一生懸命頑張っている人も多いと思います。

ただ「どうも気分が乗らないんだよなあ」という人もいるかもしれません。

そんな人は次の学年別の状況を読んでください。驚かすつもりはありませんが、焦る人も出てくるかもしれません。

 

【中学校2学期の学年別学習状況】

・ 中1の2学期中間テストの結果(学年順位)は、中2・3、更に高校入試まで大きな変動はなくそのまま持ち上がることが多い。

・ 中2の2学期の学習内容では特に英数国が上位の進学校への道を開くか、そうでないかのボーダーラインとなる。

・ 中3の2学期の学習内容は高校入試に直結し、同時に高校の学習内容の基礎になるものが多い。

 

ではなぜ、このようなことが起こるのか?

各学年ごとに状況を考察してみましょう。

 

まずは中学1年生からです。

下の表をご覧ください。例年2学期に学習する英数の内容とおそらく今年はここまでだろうという内容を記載しました。

 

 

どうでしょうか? これを見ただけではよく分からない人もいるでしょう。少々解説します。

まず英語ですが「主語が三人称単数の一般動詞の文」「代名詞の目的格」とこの二つがいわば「中学英語の最初の鬼門」になる人が少なくありません。

また数学では「方程式の応用問題(文章題)」「比例と反比例」で苦戦する人が出るのは毎年恒例です。

 

なぜ上記の項目・内容で苦戦する人が出るのでしょうか?

この原因として以下のようなことが考えられます。

 

・ 中1の1学期の学習内容は小学校の延長線上にあったが、ここにきて中学校らしい深い理解が必要な内容が前面に出てきた。

・ 小学校では曖昧な知識でも記号選択問題が出来ていれば問題なかったが、中学校ではしっかりした理解・知識が必要な問題が増えてきた。

・ 特に英語では「国語の文法力」、数学では「論理的な思考力」を必要とする学習内容が登場し、単なる暗記」では歯が立たなくなりつつある。

 

つまり「中1の2学期中間テストでうまくいった人は中学の内容に対応する自習学習ができ始めている。うまくいかなかった人は、まだそれを掴んでいない、或いは小学校の時の気分が抜けずに自主学習の重要さを理解しようとしていない」ということです。

このような状況下では単に「中間テストに向かって勉強する」「期末試験まで毎日学習する」という『その場しのぎ』的な対応では、一時的にテストの得点や順位が上がっても、高校入試までを見越した学力アップにつながるかは疑問です。

 

では、どうしたらよいのか? 当塾では次のように考えます。

 

 

中1の今から、このような「考える」という学習方法を取得するようにすれば、高校受験でも十分に対応できる真の「学力」を身に着けることが出来ます。

私の塾講師歴24年の経験から申し上げることが出来ます。

 

さて、次回は中学2年生の2学期の学習についてお話ししたいと思います。

では、本日はこの辺で。

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