勉強が苦手な人の共通項 ⑧ 「『質問をしない』『見直しをしない』。もったいない! チャンスを捨てているね」

こんにちは。

当塾の二学期の授業も本日の授業が終わるとあとは週末の高校生を残すだけとなり、実質終了です。

例年、小中学生の年末最後の授業ではクリスマスパーティを行うのですが、ピザ・お寿司・ケーキとみんな楽しんでくれたようです。

年を重ねて年々胃が小さくなってきているようですが、この時ばかりは私も生徒さんと楽しい食事が続きます。また来年も楽しめることを祈りながら。

 

そんな中、本日も授業参加希望の方がいらっしゃいます。ありがたいことです。

 

また、週末からは冬期講習会もスタートします。特に高校受験生である中3生は、入試までの期間で一日中勉強漬けになれるのは、もうこの冬休みしかないので死に物狂いで取り組んでほしいですね。

 

 

さて「勉強が苦手な人の共通項」も八回目、そして最終回です。長い間このテーマにお付き合い戴き、ありがとうございました。

今回は「質問・見直しをすることで、学習の理解が深まる」ということについての提案です。

 

この二つの点については当ブログでも過去に取り上げており、その重要性を強調しています。

「質問」については「質問大歓迎!」(2016年9月29日)を、「見直し」については「なぜ見直しをしないのか?」(2019年6・7月に連載)を是非お読み戴き、参考になさって戴ければと考えます。

 

では、なぜ勉強が苦手な人は「質問」「見直し」をしないのでしょうか? 私が見ている限りでは「面倒くさい」ということが一番大きな原因になると思います。「問題が解けないからって、今までは別に困らなかった。これからも困らないだろう。だったら早く授業が終わるのを待っていた方が楽だ」ということですね。

 

しかし、学年が進むにつれて、早い人は小学校の中学年から、普通は中学入学位から「あれっ?何だか分からないことが増えてきたな」と感じるケースが増えてきます。とはいっても、そこで「分かるまで質問しよう」「きちんとミスがないか見直しをしよう」と考えて実行する人はごく少数です。大半の人は「今まで通り質問も見直しもなし」の学習態度を取ります。

 

そこで当塾では項目ごとの解説が一段落着く度に「質問はある?」と確認しています。もしもクラス全員が「無い」と言ったときにはこちらから質問するのです。この場合答えられない人が多いのですが「だからちゃんと質問するんだよ」と指導しています。

 

また、英語の単語の並べ替え問題では使われる単語のチェックや数学の方程式の計算では代入による答えの確認を指導しています。これらの見直し・確認が行われない答案には「正解の丸を付けない」と宣言していれば、みんな丸が欲しいわけですから、嫌々ながらでも実行します。こうして見直しの重要性を認識し、同時にそれが得点に結びつくことを理解できるようにするのです。

 

 

さて、ほぼ二か月間「勉強が苦手な人の共通項」というテーマでお送りしてきましたが、まとめてみると次のようなことになるかと思います。

 

・ 勉強が苦手な人は授業に集中していないので、まずは集中するように指導することが必要。そのためには授業中は筆記用具を持ち、メモを取り、自分の考え・疑問点をまとめさせることが必要になる。

 

・ 学習内容を理解する第一歩は「文章をしっかり読むこと」。特に「問題や問題文を読み飛ばす」ことは以ての外。質問者の意図が読み取れるようになれば完璧。

 

・ どんな人にも苦手なものはある。しかしだからといって「テキトー」な回答に逃げたりしないようにする。また苦手や弱点も少しずつでいいので、しっかり対応するようにする。

 

・ 質問と見直しは学習の内容を本当に理解しているかどうかを確認するために必要不可欠な要素。逆に言えば、それがないと学習の理解は深まらない。

 

 

こうして見てみると「勉強が苦手な人」は「授業や自主学習に対して集中せずに、まだ真剣に勉強に取り組んでいない人」と言えると思います。まずは「学習の内容」ではなく「学習の態度」の方に問題が多いということです。そう考えると最初はすぐにでもできる「筆記用具を持って授業に集中する」ことから始めることをお勧めいたします。

 

 

以上で「勉強が苦手な人の共通項」の連載は終了です。長い間お付き合い戴き、ありがとうございました。

 

 

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