スパルタ高校 VS 自由奔放高校 ~究極の選択?~

こんにちは。

本日は高校選択の大きな課題

「『厳しく学習指導する高校』を選ぶべきか『生徒の自主性に任せる高校』を選ぶべきか」

についてお話しします。

 

「物事には全て一長一短がある」と言えますのでそれぞれの高校の「メリット」「デメリット」と、それを踏まえて「向いている人」「向いていない人」についても考えをまとめていきます。

 

まずは「厳しく学習指導する高校」です。一言でいうと

「学習など『認知能力』の向上に集中している」高校である

と言えます。

 

では、そのメリットです。

・ 基本的に授業時間が長く、授業後の自習を義務付けられているので、否応なく勉強する環境につかることになる。

・ 周囲のクラスメイトも(ある程度は)厳しさを覚悟して入学するので、入学後から「勉強するもの」という雰囲気がある。

・ 学習量の成果もあり、高1・2年時の模擬試験は良い結果を出す生徒さんが多い。

 

次にデメリットです。

・ 高校によっては毎学期の成績や試験結果で、待遇や先生の接し方が変わってくる。

・ 学力レベルが一番上のコース・クラスでは部活動に参加することが難しいケースや禁止されている場合がある。

 

このように考えてみると

「大学進学とその後の方向性についてほぼ決まっているが、そのために高校3年間をフルに学習したい」

「自分は外部から負荷がかからないと怠けてしまう。この状況を打破したい」

という生徒さんに向いていると考えられますし、実際の体験からもそうです。

 

逆に向いていない人ですが

「大学進学希望だが、まだ方向性までは定まっていないので、高校の3年間で見つけたい」

「人から命令されたくない。自分自身のペースで生活したい」

「勉強だけじゃ『予備校』と変わらない。部活や学校行事も全力で参加したい」

「人からいろいろ言われると委縮してしまう。物事をゆっくり考えたい」

という考えを持っていると、高校のコンセプトのずれが大きすぎて、せっかく入学した高校を嫌いになる可能性が高くなります。

 

 

さて、では「生徒の自主性に任せる高校」についてです。こちらも一言でいうと

「部活動や学校行事など『非認知能力』の伸長も手を抜かない高校」

であると言えるでしょう。

 

ではそのメリットです。

・ 基本的に学習も各種学校行事も生徒の自主性に任せているので、積極的な参加が求められる。

・ 単なる「大学合格」の学習でなく「その後も役立つ勉強」を提示する授業が多い。

 

次にデメリットです。

・ 自主学習の習慣がないと授業についていけなくなる場合が多い。

・ 「自由奔放」な校風に引かれてる生徒さんが多く、学習については「まあ、そのうちに」という雰囲気になりやすい。

・ 部活動・学校行事に夢中になるケースも多く、そのために学習時間が少なくなることもある。

・ 残念ながら、大学浪人率が高い傾向にある。

 

では、このような「自由奔放」な高校に向いている生徒さんはというと

「『厳しく学習指導する高校』に向いていない人」が当てはまります。

つまり

「進路を高校3年間で見つけたい」「マイペースでいたい」「イベントで活躍したい」「ゆっくり考えたい」

という人です。

 

逆に向いていない人は

「高校3年間は勉強漬けと決めている」「外部からのプレッシャーが必要」

という人になります。

 

さて、今回はなぜこのような話を書こうとしたかと言いますと・・・、

ここ数年、保護者の方々と話をしていると

「先生、OO高校って大学進学実績が急に伸びているそうですね」

「我が家も『ある程度以上の大学』に行ってほしいので、経済的には負担がかかるけれども私立高校のほうがいいんでしょうか?」

という声をよく聞いていたからです。

 

ここまで書けばお分かりいただけたかと思いますが、

・ それぞれの高校にメリットとデメリットがある。

・ どちらがいいのかで最重要視すべきは「学力向上」ではなく「現時点での生徒さんの将来の方向性」である。

という事です。

いずれにせよ「ホームページ」「パンフレット」「説明会・オープンスクール」等で情報を集めて、じっくり考えましょう。

 

参考にしていただければ幸いです。

 

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