どんな問題が入試に適しているのか?

三週間前の「定期試験考『出題はスタンダードこそ王道』」について
「孫子曰く。戦いは、正を以って合し、奇を以って勝つ(事を決するのは、正(王道)ではなく、奇をもってとするのだ)」というメールを戴いた。
そこで今回は「どんな問題が入試に適しているのか?」について述べてみたいと思う。これは「生徒の学力を計るにはどんな問題が適切なのか?」という事になると思う。
一言でいえば「記述式、出来れば論述式の問題がベスト」であると思う。
私には二人姉がいるが、いずれも「団塊の世代」で昭和時代の中盤に中学生であった。彼女達の述懐によると「私達の頃のテスト問題って『○×式』が多かったと思う」という事であった。
その後私達の頃、昭和の終盤になると「記述式問題に対応出来るのが本当の学力」「増えている記述式問題への対策は」等のフレーズが増えてきた。
いわば「次の中から選びなさい」という問題が主流だったところから「これは何か書きなさい」という問題の割合が高まってきたという事だ。
確かに知識がやや曖昧であっても選択問題ならば対応出来る可能性は、きちんと答えを書かなければならない記述式問題よりも高いと考えられる。
しかし、当塾のある埼玉県の公立高校の入試ではここ数年、記述式問題、特に論述式問題の割合が高まっている。これは「なぜそうなるのか理由を書きなさい」のように文(章)で答える問題である。
こうなると単なる知識の記憶でなく、事象の理解が必要不可欠になる。そしてその鍵となるのは文章読解力と作文力である。「国語は全ての科目の基礎」という昔から言われてきた言葉は、ここに来てますます正当性が証明されてきたといえるだろう。

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