前回からの内容に続きます。
埼玉県の北部地区の公立高校は、倍率が1.00を割ることが顕著になってきました。
では、そのような状況下で、当塾ではどのように高校入試の進路指導をしているのか?
以下は基本的な考え方・方法を記載しています。
私どもが心がけているのは以下の3点です。
①.受験生にとって高校卒業後の進路のアウトラインの構築が出来ているか?
②.自分にとってなぜその高校がベストだと考えられるのか?
③.その高校に「行ければいい」という心情でなく「頑張って行くんだ!」という気持ちを育もうとしているか?
ですから
受験生個人で上記の3点と向き合い、自分(と保護者の方)が納得できるような回答が出ていれば、
極端な話かもしれませんが、外部の人には
「マズイ飯屋のような高校」であっても、受験生本人は「納得して選び、通うことが出来る」のです。
高校受験とは人生の通過点ですが、そこで出した答えが必ずしも正解になるかは分かりません。
しかし、このような考えで高校受験を経験した人は
「ではどのような方法で道を修正するのか」についても、
新しい自分なりの目標や方法を見出すことが出来ます。
なぜならばその手法を高校受験時に学び、体験しているからです。
では、次回はその具体的な例についてお話しようと思います。