毎日少しずつがbetter

コラム6月号を書くのに、中2生の一日の生活のタイムテーブルを聞く機会があった。
意外だったのは、中学校から出る宿題の量で、みんな一日に平均30分から1時間程時間を費やしている事が分かった。塾から出している課題も大体1時間程時間がかかるように設定しているので「トータルで一日当たり1~2時間の学習をしているのか」とその量の多さに感心した。
そこで、中学校の宿題と塾の課題についての意見を聞くと、ほとんどの人が「塾の課題の方がやりやすい」という。
もう少し突っ込んで聞いてみると「解かなければならない問題は塾の方が難しいけれども、学校の宿題みたいに面倒臭い手順がいらない」「塾の課題は『授業の翌日は◎、翌々日は〇』ってやることがはっきりしているけれども、学校の宿題はどれ位時間がかかるかよく分からないものが多い」「曜日によって英数国理社の時間が違うから、宿題の量も曜日によって極端に変わってくる」という意見が多かった。
特に「曜日によってやることが違うのは困る事が多い」という意見には、ほとんどの中2生が賛成していた。家庭学習もやる人のリズムやペースが大切なのは、大人が仕事をするのと同じである。
そうであるならば、曜日によって極端に主要5科が多くなったり少なくなったり、それによって宿題の量も変動が激しかったりするのは、リズムが掴みにくいだろうと推測できる。
中学校サイドには一工夫お願いしたい事案である。

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