「まだ使い切っていない!」

間もなく2学期開始!

今回はこの9月から来年1月まで頻繁に行われる模擬試験の活用方法についてお話しします。

 

その前に、以前7月7日のブログでもお話ししましたが「2学期には頻繁に模擬試験が行われます」。

9月から1月までで具体的に申しますと、埼玉県では高校受験生の大半が利用する「北辰テスト」が毎月で計5回。

中学校で行われる「実力テスト(学校長テスト)」が計4回です。

こうして見ると、9月以降は、ほぼ「2週間に1回」の頻度で模擬試験を受けることになります。

 

さて、これだけ頻繁に行われる模擬試験、受験生はどのように活用しているでしょうか?

考えらえるのは以下の4点です。

 

①.成績(偏差値)の上下傾向の確認。

②.志望校のボーダーラインとの格差の確認。

③.併願校選択のための基礎資料。

④.不正解の部分の確認と弱点補強の基礎資料。

 

模擬試験を受けて、その結果を基にここまで活用できれば「及第点」と言っていいでしょう。

実際問題として、ほとんどの受験生は①程度で終わっているのではないでしょうか?

特に④の「やり直し」は以前当ブログでも書いたように「あまりやりたくない」という気持ちが働く行為ですから。

 

そこで、私たちの塾でも9~12月に行われる北辰テストの翌月曜日には、中3生が全員塾に集まり「前日の模擬試験でどうしても分からなかったこと」「解説を読んでも納得できなかったとこころ」を中心に、学習会を行います(尚、当塾は原則月曜日はお休みをいただいていますがこの月曜日は特別です)。

 

その際には塾に来る前に

a.自己採点をしておく。

b.理解できない箇所は「何が分からないか」を明確にしておく。

c.その模試で自分の弱点と思える分野・問題傾向を考えておく。

ように受験生には指導しています。

こうして、その模擬試験を活用できる準備が整ったと言えるでしょう。

 

さて、この2学期以降に模擬試験を活用して受験勉強を進めるメリットを下記に上げてみます。

Ⅰ.出題形式・問題の難度が公立高校入試に合わせてある。

Ⅱ.ここからの模擬試験の出題は中3の学習範囲が徐々に拡大してくる。

 

特にⅡは、その対策を行うことで自然と中3の1学期、またそれ以降の復習を行えることになります。

では、そのメリットをどう活用すべきなのか?

その点は次回にお話ししたいと思います。

 

尚、この件については以下の動画でも解説しています。

 

インスタグラムもご覧ください。

https://www.instagram.com/yoshitsugu601025

 

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