2020年 公立高校入試問題 ② 社会を考察する

こんにちは。不定期の更新になります。

 

さて、本日の「公立高校入試問題を考察する」では既に考察を終えた理科・国語に続き、社会を取り上げようと思います。

社会の問題構成と配点ですが、昨年同様以下のようになっています[(  )内は配点です]。

 

大問1 世界地理(15点)

大問2 日本地理(15点)

大問3 古代・中世・近世史(15点)

大問4 近代・現代史(15点)

大問5 公民(25点)

大問6 3分野総合(15点)

 

では各大問毎に内容を見ていきます。

 

まず大問1(世界地理)です。

最初の問題は例年、大陸名か大洋名を答えるものですが、今年は大洋名の問題でした。

また20年ほど前には盛んに出題されていた正距方位図法の世界地図の問題もありました。

今年は、エジプト・モンゴル・オーストラリア・アメリカ・アルゼンチンのデータを読み取る問題が出題されましたが、これも例年通りでした。

 

次に大問2(日本地理)です。

定番の雨温図・地形図の問題は健在。

同じく複数の都道府県のデータを読み解く問題では岩手県・長野県・石川県・埼玉県が出題されました。

 

大問3(古代・中世・近世史)では、ほとんど出題されていない古墳時代以前の問題がありましたが、解答が「卑弥呼」であれば苦戦する人は少なかったのではないでしょうか。その他、時代の文化の特徴と代表的な作品の写真を組み合わせたり、同時代の世界史との関連問題も健在です。

強いて言えば「大名」の定義に関する問題が少々難度が高かったかもしれません。

 

大問4(近代・現代史)では歴史順での並べ替え問題や地図との組み合わせが例年通り出題されていました。

あとは「日中平和友好条約」は知っていても「日中共同声明」が分からなかった人は少なくなかったのではないでしょうか。あるいは混同してしまった人もいるかもしれません。

また、これも鉄板の歴史上の人物ですが「孫文」。日本人ではないので、すぐに思い浮かんだ人は多くなかったかもしれませんね。

 

大問5(公民)では過去にも見られた「衆議院解散から新内閣の組閣まで」の選択問題や比例代表制の説明問題が出題されていました。また裁判所の正誤問題もありました。ここでは「公正取引委員会」と「『銀行の銀行』としての日本銀行の説明」が高難度だったかと思います。

 

大問6(3分野総合)では地理・歴史・公民の3分野がほぼ万遍無く出題されているのは例年通り。ただ2015年に出題されているとはいえ「地方交付税交付金」の定義という出題は難度が高かったと感じる人は多かったでしょう。

 

という訳で大問毎に出題内容・傾向を見てきました。

難問・奇問はほとんどなく、オーソドックスな問題だったかと思います。

ですので、平均点は2016年から2019年のように56点から64点の間で収まる可能性が高いと思います。

 

という訳で、社会の問題の考察は終了です。

次回は数学を予定しています。よろしくお願いいたします。

 

 

2 Comment on "2020年 公立高校入試問題 ② 社会を考察する"

  • ひさみつはるお

    試験問題のコメントは、何のため、誰に向けてのメッセージなんでしょう。わかりません
    ちゃんと、頭を整理してから、投稿しては、いかがですかね。

    返信
    • コメントありがとうございます。
      新しく高校受験生となる人たち向けのコメントと考えていただければと思います。

      返信

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