急いてはことを・・・  「学習塾の選び方・使い方」の一提案

こんにちは。

先週は「今年の夏は水不足の心配なし」というお話をしましたが、それどころか「梅雨明けが見通せない」状況ですね。

本日は7月17日で、関東地方は久々の晴れ間が見られました。例年ですと7月21日が梅雨明けですが、昨日までは「ほぼ例年通り」という予想でした。「本当かな」と首をひねりたくなるような報道でしたが、その後の台風5号の進路等もあり、来週の火曜日まで関東地方は雨の予想。さてさて今年の梅雨開けはいつになるんでしょうかね?

 

当塾は7月は14日で終了ですので、中学生は夏期講習会が始まる22日までが塾の夏休みです。

とはいっても中3生には夏期講習会が始まるまでに進めておくべき学習項目と計画立案の手助けをしましたから、みんな頑張っていることでしょう。

計画通りに進まなかった人には、講習会初日から自習室での強制学習が待っているので、真剣にならざるを得ないはずです。

私も中3のみんなの頑張りに期待しています。

 

 

さて、先週は「クイックレスポンスとコミュニケーションにより信頼性を高める」という私立高校のお話をしましたが、今回はそれとは逆方向のお話になります。

先日知り合いの塾の責任者の方とお話しする機会がありました。その方から聞いた話です。

 

昨年のこと、その塾に入ってきた生徒さんが1か月でやめていったということでした。

理由は「入塾直後に行われた学校の定期テストで成績が上がらなかったから」だそうです

入塾1か月といえば、塾サイドでは「この生徒さんはどの箇所でつまずいているんだろう?」という「検証」を行っている段階です。

これはなかなか時間のかかる探求で、例えば数学であれば「小6の体積の出し方で引っかかっているな」と思っても、そのあとで「円の面積と図形の角度がネックだったのか」と更にさかのぼってのつまずきを見つけることが多々あります。

国語でも「修飾語がどの言葉を説明をしているのか分からないのか」と思っても「そもそも『主語と述語』が分かっていないんだ!」と愕然とすることもあります。

 

ただこのような探求を怠ると、その生徒さんが低迷している原因がわからないので学力復旧は不可能ですし、塾に来てもらっているのに「通り一遍」のことしか出来なくなります。

「ほかの塾に行っていたのですが」といって当塾に来られる方も多いのですが、話を聞いてみるとそういった塾では上記のような「通り一遍」のことを教えるだけの状態になっていることがほとんどです。

 

さて、私と話をした塾の責任者の方ですが「生徒さんは『この塾で頑張りたい』って言ってくれたんだけどね」と言われていました。彼の塾は「通り一遍」でなく、しっかり成績低迷の原因を究明し、それを手を変え品を変え学習することで理解を深めていくやり方をとっています。

オーソドックスな学習法ですから、成績が上がるまでには若干時間がかかります。ただ「覚える」のではなく「理解する」学習法なので、一度成績が上がるとしっかり学力が定着します。

これは当塾も同じ方針です。「丁寧に時間をかけてしっかりした学力を育む」ということです。

 

残念ながら上記の話の保護者の方はその時間が待てなかったのでしょう。

 

このブログをご覧の方の中には現在塾を探しているという人もいらっしゃると思います。

塾を選ぶときには、塾との話をされる前に「何を・いつまでに塾に求めるのか」を明確にされることをお勧めします。

 

例えば「短期間で成績を伸ばしたい。2か月後の実力テストで総得点を50点アップしたい」「学年200人で現在は130位。これを1年後に二けたの順位にしたい」「今のままでは併願は1番下のコースなので、これをもう一つ上のコースに引き上げたい」等です。

 

これに対して上記のような「通り一遍の塾」ですと、何を聞いても「出来ます!」という気持ちいい答えが返ってくることが多いようです。

ただ、生徒さんのことを真剣に考えている塾では「ここまでは可能ですが、それ以上は難しくなります」という返事があったり、「今からですと、時間も学習内容も相当厳しいものを要求されますが、それにしっかりついて来れますか?」と逆に生徒さんと保護者の方の心構え聞いてきたりするはずです。さらに「実際にどこが弱点なのか見極める時間が必要です」という答えが返ってくる場合もあるでしょう。

生徒さんのことを真剣に考えれば安易に「出来ます」という回答は使えないと分かっているからです。

 

塾を選ばれるときにはこういった点に関心を向けていただければ、生徒さんや保護者の方のことを真剣に考えている塾がきっと見つかるはずです。

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