Bさんの2回目です。
Bさんに訪れたピンチ、それは
7月の北辰テストで酷い結果が出たことでした。
それによると想定していた2つの県立高校普通科は、合格ラインからほど遠く、どちらもかなり危険な状況になっていました。
結果を見た保護者の方からは、怒られずに「ふ~ん、でどうするの、あなたは?」と「呆れた」ように言われたそうです。
ただ、これによってBさんは「もう駄目だ」とは思いませんでした。
「ここからしっかり学習を見直して、2学期の模擬試験で合格圏や安全圏に到達する」
という目標を立てました。
具体的には
・1日の学習時間を今よりも1時間は増やす。
・今以上に丁寧に問題を解く(問題文を2回読む・簡単な計算でも筆算を行う等)。
・苦手な理科・社会を一から学習しなおす。
・分からないことはあれば早目に質問する。
・模試だけでなく、普段の学習時にも問題を解いた後にしっかり確認をして、ケアレスミスを防ぐ。
等です。
これらの改善により、9月の北辰テストでは7月に比べて、英数国3科で3.2、5科で2.8偏差値を上げてきました。
まだ、この後の模試もありますし、油断はできませんが、このまましばらくは丁寧な学習を続けてくれるでしょう。
その時には、合格圏・安全圏を勝ち取れると思います。
そしてこのBさんの学習こそ、模擬試験を活用した自主学習であることは疑いありません。