2次募集に賭けてみる価値はあるのか!?

こんにちは。

今回はこれまで取り上げたことのない「公立高校の2次募集」について書きたいと思います。

 

今年度、全県では次のように2次募集をかける高校・募集人員になっています(全日制)のみ。

 

普通科  20校 510人

専門学科 32校 863人

総合学科 57校 112人

合計      1485人

 

* 高校数については普通科と専門学科を併設している高校があり、集計ミスを防ぐため当塾では算出していません。

 

さて、このうち当塾の対象地区である熊谷・深谷・本庄郡市の高校の詳細を見ていきます。

 

【普通科】

熊谷女子高校  7名

深谷高校    3名

 

【専門学科】

熊谷農業高校(食品科学科)   4名

熊谷工業高校(建築科)     4名

(土木科)     1名

(電気科)     4名

(機械科)    18名

(情報技術科)   1名

熊谷商業高校(情報ビジネス科)36名

児玉高校(普通科)      10名

(生物資源科)     4名

(環境デザイン科)   3名

(機械科)      19名

(電子機械科)     9名

 

【総合学科】

寄居城北高校  4名

 

さて、出願期間ですが、

3月11・12日  深谷高校・熊谷工業高校・熊谷商業高校・寄居城北高校

3月12・13日  熊谷女子高校・熊谷農業高校

3月13・14日  児玉高校

 

となっています。

もう既に、出願が行われた高校・これからの高校がありますが、

3月12日現在で倍率が1.00に達したのは、熊谷女子高校と深谷高校のみです。いずれも1.00倍です。

このうち、深谷高校は12日が出願締め切りでしたから、倍率1.00という事になり、無風入試が確定しました。

熊谷女子高校は本日13日までが出願期間なので、まだ1.00を超える可能性があります。

熊谷女子高校の受験者層はもともと大半が併願の私立高校を確保できる(している)と思われます。

ですから、この人たちは「一発勝負」を賭けているといっていいでしょう。

 

さて、実際の入試日ですが

3月18日  深谷高校・熊谷農業高校・熊谷工業高校・熊谷商業高校

3月19日  熊谷女子高校・児玉高校・寄居城北高校

です。

おそらくはいずれの中学生も卒業式を済ませての受験ですから、プレッシャーもあると思います。

とはいえ、現時点では大半の高校は定員未達が予想されるので、しっかり受験すればほぼ問題はないかと思います。

 

さて結果発表ですが、

3月19日  熊谷工業高校・熊谷商業高校

3月21日  熊谷女子高校・深谷高校・熊谷農業高校・児玉高校・寄居城北高校

になっています。

 

中学校の卒業式を終えて、4~6日ほどですが、これで大半の人は正式に「高校生」になる訳です。

2次募集であっても合格は合格。

4月からは胸を張って高校の門をくぐってください。

「どこの高校に行ったか、よりもそこで何をしたか」の方が重要だとはよく言われることです。

2次募集で検討した皆さんも頑張ってほしいですね。お祈りしています。

 

さて先日、中2生の保護者の方から質問をいただきました。。

「先生、この地区で2次募集がだんだん広がっているように思えるのですが」

はい、その通りですね。

特に専門学科と総合学科はほとんどが2次募集を行っています。

今年、2次募集を行わなかったのは深谷商業高校だけでした。

また、全国的に女子校の人気が下がっている中、熊谷女子高校も初めての定員割れでした。

 

おそらく1番大きな要因は

「県北の少子化が明確に進んでいる」

事によります。

そう考えると

「この傾向は来年度以降の入試でも変わらない」

という事になりそうです。

 

ですから、県立高校とは言え、今後は

「専門学科・総合学科は生徒募集で苦戦が続き、上位の普通科にも波及する可能性が高い」

と言えます。

「県北は高校入試無風化が進む」ということですね。

 

そんな中、当塾では一人一人の生徒さんと

「なぜ学習するのか」の目的を共に探したいと考えています。

 

それでは本日はこの辺で。

 

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