やはり学校は・・・

こんにちは。段階的とはいえ6月1日からの当該地区は小中高校が再開になります。

このまま順調に過ぎてくれればと思います。

 

ところで当塾では中学生に対し、英数のテストを毎月実施しています。範囲はその月までに学習した箇所までということになっており、事実上無制限です。

また、記述・論述問題を多用し、きちんと理解していないと得点が取れない構成にしています。

 

今年度も既に4・5月の2か月分塾内でのテストを実施しましたが、想定外の結果になっています。

当方としては「この生徒さんならば、今回のテストはOO点くらいは取れるな」「この学年のメンバーならば、今回の平均点はXX点位だろう」と考えていた予想が、ことごとく外れるケースが多発しているのです。それも得点が低い方にです。

 

その原因を考えてみると「学校で授業が行われないため、教科書や問題等に『触れる』時間が減っているからなのではないか」という結論に達しました。

中学校で通常通りに授業が行われていれば、1週間で考えると英数国理社の主要5教科だけで20時間程度の授業があります。

今回のコロナ禍による休校でこれが丸々なくなってしまったため、生徒さんは学習に立ち向かう時間が大幅に少なくなっているのが現状です。

いくら「課題を出すから、次の登校日までにやってくるように」と言われても、生徒さん個人が一人だけの環境で緊張感をもって長時間の学習をするのはなかなか難しいですよね。

 

そう考えてみるとやはり学校は、ほとんどの人が学習内容を理解し「自分のものにする」にはまだまだ必要な機関なのだと思えます。

 

そんな機関の再開。やはり生徒さんには必要不可欠ではないでしょうか?

 

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