生徒の、生徒のための…

中学校は二学期期末試験のシーズンである。近隣の中学校も本日までの日程で、みんな力が入っていたと思う。特に中3生はこれで調査書(いわゆる内申書)が決定するため、昨夜も遅くまで自習室で学習に取り組んでいた。となると塾でもそれに対応しなければならない。そこで通常授業の他に、いつもは扱わない教科を中心にテスト範囲の復習を行ってきた。
特にこの週末は両日共に、午後1時から8時まで中学生のテスト対策授業を行ってきた(いつもの土曜日は午後4時から、日曜日は午後6時から)。さて、その土曜日にはその後高校2年生の授業もある。こちらも「期末試験対策をしたい」というので、いつもの授業進度よりもかなり速いスピードでテスト範囲全般の復習をした。ここまでで、いつもの授業時間を一時間オーバーした午後11時30分。しかし一人の熱心な高校生が「先生、この後ここで自習してもいいですか。家だとどうしてもだらけちゃうんで」と言う。まあ私には「否!」は無いので、同じ教室で教材を作りながら、彼を見守る事にした。途中「先生、これが分からないんですが」「これは何でこうなるんですか」と質問を受けること数回。彼が「その日」の自習を終えたのは「その翌日」午前2時30分になっていた。
さて日曜日の最終授業は高校3年生。生徒にこの話をすると「先生、この塾、何だか『どこのブラック企業だよ』って感じになったね」「て言うか生徒にブラック企業にされているよね」と言われてしまった。でもねえ、そこまでヤル気を出されたら、こちらもトコトン付き合うよというのが私のポリシーだからねえ。

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