私同様、ボクシング・ファンの友人と先日話したことがあります。
「日本ボクシング史上最強と言われる井上尚弥選手はなぜ強いのか?」
友人曰く
「井上選手はスパーリング(実戦形式の練習)で、常に次の対戦相手を想定して取り組んでいる」
そうだ、とのこと。
ほとんどの優秀なボクサーはそれに近い練習をしていると思いますが、おそらく井上選手の「こだわり」はそのレベルを凌駕しているのでしょう。
そうでなければ突然のアクシデントなどに対する対応の見事さも説明が難しいと思います。
いわば、ありとあらゆる状況を想定して、その全てに対策を立てている「完璧主義」が「日本ボクシング史上最強」を支えているのでしょう。
さて、今回は一見家庭での学習に関係ない話のようですが、実はこの井上選手の練習方法は、入試攻略法に直結しています。
それは、この時期(2学期)からは
「実際の入試問題ではそのように出題されるのかを想定し、対策を立てて学習することが重要」
ということです。
以前のブログでも述べたと思いますが、問題集の問題や入試の過去問を解くだけでは、学習の理解は深まりません。
「間違った箇所を修正し、同じような問題が出題された時に対応できるようにしておく」ことが重要なのです。
この件については以下の動画でも10月17日以降に解説いたします。
https://youtu.be/2VSuovWOuz8
という訳で、今回は私の趣味の一環であるボクシングから、高校入試に関連するお話をいたしました。
この件、今回のみにしようと思ったのですが、他にも受験のための学習に通じる練習等を行っていた過去の名ボクサーも数多くいらっしゃいます。
そこで、次回はそういった世界チャンピオンについてもお話ししたいと思います。