では、次の問題集を使うのはどうでしょうか?
旺文社「全国高校入試問題正解 分野別過去問」
です。こちらは10年ほど前に出版されて以降毎年のように改訂版が出ています。
そして各科目ごとに次のような特徴があります。
・英語・・テーマ(自然・産業・科学技術・文化等)や形式(eメール・グラフ・会話文等)別の長文読解問題を中心に英作文・知識(文法)問題まで網羅。
・数学・・「数と式・関数・資料の活用」(代数系)と「図形」(幾何系)で分冊。必要な一冊だけ入手するのもあり。
・国語・・現代文・読解問題は代表的な作者43人を、古典では出題されやすい22作品を取り上げている。漢字・作文もページを設定。
・理科・・化学・物理・生物・地学の分野別問題の最後に「思考力活用問題」も記載。実力が付いたかの確認が可能。
・社会・・地理・歴史・公民の分野別問題の最後に「分野別総合問題」がある。狭い知識を幅広く生かせるかのチエックが出来る。
これによって自分な苦手な分野・箇所を集中的に復習することが出来ます。
また実際の入試問題を使うので、適度な緊張感を持ち、更に「実際にはこうして出題されるのか」と理解できます。
これだけでも不安だった受験生の安心感は増すでしょう。
さて、この教材について話をすると保護者の方の中には「ああ、電話帳ですか?」と言われる方もいます。
「電話帳」と言われているのは昔からあった「全国高校入試問題正解」(旺文社)です。
こちらは「年度別の都道府県の公立高校の入試問題を網羅したもの」です。
保護者の方が使ったのはこちらです。
これも入試前に最後の仕上げをするときに利用価値大です。
ただ、本日のテーマである科目別・分野別の弱点を補強するには、上記の問題集の方が使い勝手が良いでしょう。
インスタグラム始めました。是非ご覧ください。 https://www.instagram.com/yoshitsugu601025