先週土曜日に冬期講習が終了。例年の事だが、中3生は予定時刻の午前9時から12時30分を大幅に超過。毎日13時過ぎまでとなってしまった。学習内容が実際の入試問題の実践的解法であるから、基本的でありながらミスをする人が多い問題はしっかり解説をして、ミスを繰り返さないようにする事が必須である。その為の時間超過だが、迎えにきてくれた保護者の方々に「すみません」と時間が伸びる事を伝えると、みなさん、この時期の学習の大切さを認識されているので叱責を頂く事もない。まさに「受験生は周りの人に支えられている」のである。
さて、今週末と月末の模擬試験が終われば、もう「力試し」の機会はない。埼玉県では今月22日に私立高校入試が始まるし、既に隣接する群馬県では1月7日に入試を行った私立高校もある。当塾の場合、ほとんどの生徒が公立高校を第一希望にしているから、その人達には私立高校入試は「併願」という事になる。
とは言うものの「まずはこの第一関門突破!」は毎年願う事であるし、体調管理も一層重要になる。まだ塾生に影響は出ていないが、今年はインフルエンザの流行が早いという事なので、これ迄にも増して周囲の人達の協力が欠かせないのは明白だ。
先日まで行われていた高校のサッカーとラグビーの全国大会では、複数のチームの選手が「『もうダメだ』という気持ちになる苦しい時間帯には応援席に目を向ける。この試合に出たかったがサポートに回ってくれたチームメイトや普段の生活を支えてくれた家族の顔を見れば『まだまだやれる!』と思う」という話をしていた。
受験生の最後の頑張りには、周囲の人達のサポートが必要不可欠である。
シーズンの受験生に必要なモノ
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