検証1 「最後の1点を取りに行け -実質倍率は下がるー」

不定期の更新になります。

 

さて、昨日2018年度埼玉県公立高校入試が行われました。一部の高校では本日3月2日に実技試験・面接がありましたが、ほとんどの高校では昨日の入試がメインの材料となり、合否が決定します。

 

当ブログでもこの入試について事前にいくつかの予想を書いてみましたが、それらについてこの数日間で検証したいと思います。

 

 

まず、最初は入試前日2月28日に書いた「最後の1点を取りに行け -実質倍率は下がるー」についてです。

 

当記事で私は最終倍率よりも実質倍率が下がることを以下の3つの理由により説明しました。

①.当日、欠席者が発生する。

②.転入学者の募集定員も入試での募集に組み込まれる。

③.「最後の一人」となるボーダーライン上に並んだ受験生は全員合格になる。

 

この内、現時点で検証ができるのは①です。

では、本日の埼玉新聞4ページを見てみましょう。ここには「2018年度県公立高校 学力検査受験状況」一覧が記載されています。

それによると、2月23日の志願者が確定した後に、3月1日の入試を受験しなかった人がいることが分かります。

それぞれ「C 事前取消者数」「D 当日欠席者数」が昨日、受験しなかった人ですが、前者が入試前に高校に連絡している人であり、後者が当日来なかった人になります。

 

当塾との地理的な関連のある普通科の主要高校でこの「志願者確定後に受験しなかった人数」を見てみましょう。

 

浦和高校 1名  大宮高校 6名(理数科含) 不動岡高校 4名  熊谷高校 3名  熊谷西高 1名  深谷一高 1名

 

例年の傾向として、比較的倍率の高い難関校はこの「確定後に受験しなかった人」が出やすいと言えます。

とは言え、これを当てにするようでは半分入試に負けているようなものです。「必ず来ない人はいる。しかも相当の数で」ということはまず無いのですから。

 

さて、現時点では②③の検証は出来ません。3月10日の結果発表の後に行いたいと思います。

 

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