漢字学習考②「『木片』は『きがた』じゃないのよ」「分かってるよ。『もくがた』だろ」

前回の投稿で、漢字の苦手な人向けに学習法をお話ししたいとしましたが、その前に何故漢字を学習するのかについて書くべきだと考えました。そこで今回は漢字学習の重要性について記したいと思います。
私が考える「漢字学習の重要性」は以下の通りである。
1.国語の漢字問題で使われる。「読み」「書き」はもちろん、「次のア~エの中から『詳細』と同じ作りになっているのはどれか」のような問題も出題される頻度が高い。
2.理科や社会などの他の科目に対する影響がある。例えば社会の経済分野で「市場価格は『需要』と『供給』のバランスで決まる」といった説明では「要」「供」という漢字の意味が分かれば理解しやすい。
3.2と関連するが、熟語が中学校以降に要求される抽象思考の育成に役立つ。また四字熟語の習得は文章の表現理解や、文を書く際の説得力アップに繋がる。
言い換えれば「思考の成熟化」を促す(但し、これは「漢字学習をすれば精神的に成長する」という単純な結論に達するものではない)。
言わば「大人の思考」に近づく事になる。
このように見てみると2・3のように「文や文章の中で使われている漢字の読み方や意味、熟語の場合はその構成が理解出来る事」が漢字を学習する理由になるとご理解戴けると思う。
という訳で、次回は私の考える漢字学習法についてお知らせしたいと思います。
追記   少々長くなったが本日のサブタイトル「『木片』は(以下略)」はかつて塾の三者面談で保護者の方と受験生の間で交わされた会話です。
漢字が苦手な受験生が「理科の学習をしている時に『木片』を『きがた』と読んでいたので、基本的な漢字の読み書きと意味の習得が課題ですね」という私の台詞の後に、この会話がなされました。

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