中学校入学までにやっておきたいこと ④ 算数Ⅱ(幾何系)

現在、当塾のある地域の中学校は二学期期末試験の真っ最中です。その為、当塾の自習室も連日フル稼働。これまであまり自習室に姿を見せなかった生徒さんも、頑張っていました。また、これまで以上に質問も多く、あとはこの頑張りが結果に結びついてくれればと考えています。過去の経験では「質問が多い生徒は伸びる!」ので、今回の結果に大いに期待するところです。

 

 

さて「中学校入学までにやっておきたいこと」も4回目になりました。今回は苦手な人が多い、算数の幾何系=図形についてお話ししたいと思います。

中学生に数学を教えていると気づくのですが、数学の図形が苦手な人は以下のような点が特に理解が浅くなっています。

 

①.主な平面図形の面積の算出方法が分からない

②.基本的な立体図形体積の算出方法を理解していない

③.三角形の3つの内角の和が180度であることが分からない、もしくは分かっていてもそれを利用して角度を算出するのに時間がかかる

 

逆に言えば、中学校入学までにはこれらの点をしっかり復習しておけばいい訳です。

 

まず①ですが、最初に三角形の面積はしっかり理解しておきたいところです。特に「底辺と高さはいつも垂直」という原則はきちんと把握しなければなりません。

その上で四角形、長方形・正方形は問題ない人が多いと思いますが、台形・平行四辺形・ひし形も原理から再確認したいですね。

また「円」についてですが、面積は「半径X半径X3.14」とわかっている人が多いのですが、円周の算出も扇形の面積算出に欠かせないので、しっかり練習したいところです。

 

次に②ですが、立方体・直方体はもちろん、各種「柱」「すい」の体積の算出方法を理解したいですね。

 

また③ですが、2つの内角が判明している三角形の残りの角度の算出や外角の算出位は対応できるようにしておきたいものです。

 

中学校の幾何(図形)はこれらのポイントを基礎として学習が進んでいきます。現在の小6生は4月までにこれらの点の復習を、中1・2生で数学が極端に苦手という人はここまで戻って再確認する必要があるわけです。

 

さて、当塾の冬期講習では小6対象のクラスでこれらの点を含んだ復習を行っていきます。算数が苦手という人は一度お話をしたいと思いますので、ご一報いただければ幸いです。

 

尚、この「中学校入学までにやっておきたいこと」も来週で最終回です。次回は「理科」についてお話ししたいと思います。

 

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