ボディブローのように(7月12日分)

先月から私立高校・中学校の説明会も一段落を迎えた。今年は9校で話を聞いてきた。また合同説明会も2回参加した。

とは言っても、9月には10日ほどで7~8校の説明会に参加する予定であり、そのデータ整理も含めて今年の進路指導の基礎資料作りが始まることになる。

 

さて、数少ない学校の話の中で気づいたことがある。

埼玉県の場合、どこを基準にして県北・県南を分けるのかは難しいが、ここでは東京都寄りのさいたま市・川越市・春日部市までを県南、そこから北を県北とすることにする。

これまでの説明会で気づいたのは県北の私立中学校は入試の仕組みなど生徒募集で新しい工夫をしているところが多いということである。これは群馬県の私立中学校も同様だ。

既に埼玉県北部や群馬県では「少子高齢化」のため人口が減少しており、数少ないパイの争奪戦が行われているのだ。健全な中学校経営のため「1人でも多くの生徒に受験してもらって、中学校に入学してもらいたい」という私立中学校の関係者の声が聞こえてくるようだ。しかしながら埼玉県北部も群馬県も元来、公立高校指向の強い地域である。一部の学校を除いて受験生数、入学者数は伸び悩んでいる。

これは私立中学校・高校だけの話ではない。説明会に参加するため、車・列車を利用するときに窓からの景色を見ると「あれっ、この店が閉まっている」「この工場、閉鎖したんだ」という残念な様子を見ることが増えてきた。「少子高齢化」は今、はっきりとその影響を広げつつある。ボクシングでいう「1発1発の威力はさほどでもないが、後からじわじわと効いてくるボディブロー」のように地方はその体力を奪われつつあるのだ。

 

東京都は2017年より私立高校に通う生徒の家庭への補助を増やすことを決定し、その数は私立高校生の1/3になるということだが、このような補助が必要なのはむしろ少子高齢化が顕著になっている地方の家庭なのではないだろうか。

 

 

 

さて、当塾の1学期は7月14日が最終日です。7月25日からは中学生向けの夏期講習会が始まり、通常授業は8月1日から再開します。よって7月15日~24日までは、夏期講習会の準備や中学3年生との二者面談等もあり、塾はお休みとなります。

よって来週のブログの更新はお休みさせていただきます(ただ気まぐれで何か書き込むかもしれません)。正式な再開は7月26日を予定しています。今後とも宜しくお願い致します。

 

 

 

 

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