8日から新年度の授業が始まった。
新入生、あるいは進級の時期であり、こちらが何も言わなくてもみんなヤル気になっている。
そこで新中2・3年生には、毎回の授業のために塾に来る前に新しくやってもらう事を一つ増やす事にした。
これまでに中学生には次のような事を塾の授業がない日には家でやるように指導してきた。
・学習した最新のページを毎日音読10回。
・授業中に学習した英語と数学のプリントの同じものを手渡しているので、それを授業の翌日に復習。
・英語の例文を覚えるための宿題がある人はそれもきちんとやる。
これで一日の学習量は一人当たり30分から1時間程になるだろう。他の個人塾では「家庭での塾から出る学習は、毎日2から3時間程」というところもあるが、中学校から出される宿題や部活動による疲労を考えると「少しずつでも毎日続ける」事が重要と考える。
そして新しくやってきてもらうことは次のような事である。
・次の英語の授業で学習するページの単語をあらかじめ調べておく事。特に既出単語の意味はしっかりチェックしておく事。
さてなぜこのような課題を出したのか?
一つは毎回の授業の中で「この単語ってどういう意味だっけ?」という人が多く、特に英語が苦手な人によく見られる現象だったからである。
そこで、前もってそれを無くすことで理解を深める事を目的にしている。
もう一つは予習の仕方を定着させる事である。今までの家庭学習は復習に重点を置いてきた。しかし、一度学習したことを再確認するのは「もう分かっているよ」という意識から、学習に気持ちが乗らない事もありうる。
そこで今までにない下調べの要素を組み入れて、新しい刺激を味わってもらう事にした。
またこれにより英語が苦手な人も「単語の意味が分かると、文の意味も分かりやすくなる」と分かってもらえる事を期待している。
いずれにせよ数学についても予習の面白さを分かってもらえるような負担の少ない課題を考えたいと思う。
やることが増えました
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