だから成績が上がらないんだ ~その学習法は間違っている!?~

こんにちは。もう11月。入試までのカウントダウンは確実に近づいており、焦っている人も多いかもしれません。

 

今回は「なぜその学習法では成績が伸びないのか?」についてお話ししたいと思います。

 

まず「成績が伸びない」「学習内容の理解が進まない」人の学習法の共通点を上げてみます。

①.教科書を読む「だけ」、英単語・漢字を書く「だけ」、計算問題を解く「だけ」の「OOだけ」に終始する

②.問題集に取り組んでも、答え合わせをしない

③.「教科書をOO分読んだ」と「かかった時間」を重視するが、「内容」は把握できていない

 

これらのことを一言でまとめると

「学習内容の理解を進める『学習』になっていない」

ことがお分かりいただけるかと思います。

 

となれば

「成績を伸ばす」「学習内容の理解を深める」には、それと逆の学習方法を採用すればいいことになります。

 

具体的に言いますと

①.教科書を読んだらその部分の要旨をまとめてみる、英単語・漢字が使えるか見ないで書いてみる、計算問題の答えを確認し、間違った問題に再チャレンジする

②.問題集の問題を解いたら、必ず答え合わせをする。その上で間違った箇所に再チャレンジをする

③.その日の学習をする前に「本日の学習計画」を立てる。「英語OO分」のような曖昧なものでなく「テキストの23から25ページまでの問題を解く」のような具体的なものとする。計画の学習内容を消化出来たら、短時間であってもその日の学習は終了してもよいとする

 

このように学習方法を変えることは、特に成績が伸び悩んでいる人には苦痛かもしれません。

「OOだけ」「答え合わせなし」「OO分学習」は「時間を使うだけで問題に悩むことはない」のでとにかく楽ですし、「勉強しているというアリバイ工作」にはもってこいだからです。

 

しかし「問題を解くことに悩まない」ので、「考察力」「論理的展開力」「記憶力」を鍛えることは難しい。

延々と「学習に見せかけた作業」を繰り返すことになります。

 

ですから「本気で今の学習方法を改善したい」「本当の自主学習で成績を伸ばしたい」「学習内容の理解を深めたい」人には、学習塾などの外部の第三者(機関)の利用もお勧めします。

一人だけではどうしても「作業」に終始してしまいたくなりますし、「今やっていることは作業だ」と気付かないこともありますから。

 

この件については以下の動画でも解説しています。

 

 

 

 

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