これが「工夫」だ!

前回、最後にお知らせしたボクシングの世界チャンピオンの「独特な」練習法を少しご紹介します。

 

まず、最初は世界スーパーウエルター級チャンピオンだった輪島功一選手です。

彼のトレーニングパートナーの話ですが、輪島選手はサンドバッグを打つ練習の時に「わざと」空振りをすることがあったそうです。

なぜそんなことをするのか分からないトレーニングパートナーが、輪島選手本人に聞いてみると

 

「サンドバッグと違って実際の対戦相手にはパンチが当たらないことが多い。

だから空振りをした時に崩れた体勢を早く戻して次の攻撃につなげるために『空振り』の練習をしているんだ」

 

という答えが返ってきたそうです。

極めて実践的なトレーニングと言えますね。

 

 

もう一人は、世界ライトフライ級チャンピオンだった具志堅用高選手です。

彼のトレーニングの特徴は「シャドーボクシングの時間が極めて長い」こと。

シャドーボクシングとは「対戦相手が目の前にいるものとして、攻撃・防御の練習をする」こと。

 

自身もボクサーの経験がある安部譲二さんのエッセイには、具志堅選手が7~8ラウンドのシャドーボクシングをこなすと聞いて

「これはすごい選手だ!」と実感したと書いてあった記憶があります。

 

一流と呼ばれるボクサーでも5~6ラウンドのシャドーボクシングが精一杯。

それ以上の練習をこなすのですから、具志堅選手の頭の中には対戦相手の攻撃をどう防ぎ、どのように攻撃するかが全て想定出来ていたはずです。

 

実際に具志堅選手が世界チャンピオンになった試合では、対戦相手の強烈なパンチを受けて、一瞬具志堅選手の足が止まりました。

しかし、その後の相手選手の猛攻撃を「ジムの練習では教えていない動き(ジムの会長談)」でしのいでしまいます。

これも「あらゆることを想定したシャドーボクシングの成果」と言えるのではないでしょうか。

 

このように見てきますと、前回の井上選手も含めて世界チャンピオンたちは「極めて実践的なトレーニングを行っている」と言っていいでしょう。

 

そして、これはこの時期からの受験生にも当てはまるのではないでしょうか?

単に「XページからYページまでの問題を解いた」というのではなく、

「結果として正答率は80%だった」「第一希望の高校には85%の正答率が欲しい」「どうやってその正答率まで上げようか?」と、

日頃の自主学習から自分にとって必要な得点・正答率を意識し、それに迫るために改善できることを探し、実行することが必要になってきています。

また、実際の入試問題を解くことも必要な時期に入ってきています。

 

今まで以上に「自分で考える学習」が必要になりますが、今後、高校や大学でもこの学習方法は役に立ちます。

これをきっかけにして自分のものに出来るように頑張りたいですね。

 

 

日曜日に続いて、月火水と各学年の中間テスト対策授業を行っています。

ここから「自分独自の学習法」を工夫できるといいですね。

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