こんにちは。
昨日の続きです。
昨日のブログで提示した、最近の保護者の方のお悩みについて
当塾の基本的な考え方やヒント等をお答えします。
但し、これはあくまで一般論であって、実際には個々人の受験生・保護者の方々で事情が微妙に異なります。
ですから、AさんにはAさんの、BさんにはBさんの対処法があるとお考え下さい。
なお、先日の新聞の広告にも「高校入試説明会」について簡単なご紹介をさせていただいています。
下記の数字をクリックしてください。
では、以下より昨日の4点の疑問・お悩みについて書いてみます。
・ 子どもが全く勉強をしない。どうすれば机に向かうようになるのか?
ここでは「具体的な数字」を設定することが必要です。
というのも塾の生徒さんに聞いてみると
「お母さんは勉強しなさいっていうけど、どのくらい順位を上げて、どのくらい得点すればいいかを答えてくれない」
という声が圧倒的に多いです。
また「勉強しないから」という事で何かペナルティがある、逆に上がったからご褒美があるという事もほぼありません。
具体的な数字があることで人が動きやすくなるのは、ほとんどの会社で「目標設定」がされていることでお分かりでしょう。
では次の問題です。
・「高校を選ぶ」と言っても「どんな高校が自分の子どもに合うのか?」が分からない。
まずは自分のお子さんの志向・性格・将来の希望を把握し、次に高校の「校風」を知る必要があります。
一言でいうと
「彼を知り、己を知れば、百戦と言えど危うからず」
という事でしょうか。
とは言え選んだ高校が本当にベストだったのかという心の疑問はほとんどの受験生にあります。
しかし「あの時は全力で選んだ。悔いはない」という心境になれば問題はないでしょう。
このため当塾は併願の高校の選択も真剣にするように指導しています。
三番目の問題です。
・ 塾って結局何のために行くのか? 子どもも納得する説明が欲しい。
こちらもよくいただく質問です。
まあ一言でいえば「成績を上げるため」「学力を身に着けるため」「行きたい高校に合格するため」ですね。
では、なぜ現在はそれができていないのか?
要因は十人十色、様々ありますが、特に多いのは
「自分で学習する習慣が全く身についていない」
という事です。
逆にそれが出来ていれば、学習に対して一定以上の理解度を保ち
「塾に行く必要がない」
という事になります。
しかし、小学校の時から学習習慣がなければ
「自分で勉強する」という意思はものすごく弱いことが分かります。
つまり、
塾で学習するという事は「小学生並みの考えから、中学生、更に大人になるための第一ステップになる」
事になります。
最後の問題になります。
・ サボっているわけではなく、事情から中学校の欠席が多い。入試では不利になるのか?
これぞ、ケースバイケースの尤もたる問題です。
事情により欠席が多いというのは、まさに「個人の問題」です。
しかしながら高校サイドとしては「欠席が多い生徒=中退しやすい生徒」と考える傾向があるようです。
ただし私立高校の場合、秋口から行われる個別相談会によって、各高校の事情は把握しやすいです。
また県立高校でも各種説明会等が行われるので、そこで質問するのがベストです。
つまり、この問題では
「受験生の個人的事情」「各高校の方針」の両方の確認が必要である
という事になります。
さて、「高校入試説明会」のほんのさわりについてお話しましたが、いかがでしたでしょうか?
実際の「説明会」ではさらに具体例等を挙げて、保護者の方のご質問・お悩みにお答えできると思います。
昨日も書きましたが「高校入試説明会」は
3月2日午後2時から90分間
の予定で行います。
お申込みは前日まで受け付けています。
他の塾に通っている生徒さんの保護者の方々の参加も歓迎します。
多くの方からのご連絡等お待ちしています。