本日は12月12日。先週のブログでは「12月とは思えない暖かさ」と書きましたが、この2・3日で一気に寒くなり冬本番の冷たさが感じられます。
こうなると生徒さんの体調管理が大切です。特に中学3年生は中学校の期末試験とそれに続く年内最後の模擬試験を終えて、気が緩んでもおかしくないので、より一層の留意が必要でしょう。
当塾では22日から冬期講習会を行いますが、それが終了する1月6日になると、一週間後には隣接する群馬県の私立高校の入試が始まりますし、その一週間後には埼玉県内の私立高校の入試があります。自主学習も必要ですが、ここからは体調管理も最重要項目です。
さて「中学校入学までにやっておきたいこと」も6回目。最終回となります。今回のテーマは英語です。
来年度4月からは新指導要領にて小学4年生から本格的に英語を学習することが決まっています。
ですから、現在の小学4・5・6年生は、その前のカリキュラムによる英語学習を進めていますが、基本的に「英語で自己紹介をする」「挨拶ができるようにする」等、会話部分に重点を置いた学習内容になっています。
しかし、中学校から学習する英語は「教科書を読んで理解」し、その内容と同等の「英文を聞いて理解」し「英文を書く」「英語で話す」ことができるようになることを目標としています。
なんとも盛り沢山ですが、それだけに自主学習をしないと消化不良を起こし、あっという間に「英語が分からない」状態になります。
では、現在小6生の人たちは、中学校入学までに何をしておくべきなのでしょう?
当塾で考えているのは以下の通りです。
①.アルファベットの読み書きがきちんとできるようにしておく
最低限これに対応できないと、次の学習内容に進めません。大文字・小文字別にきちんと書けるようにしたいところです。
②.「冠詞+形容詞+名詞」の語順を理解し、使いこなせるようにしておく
中学2年生でも英語の苦手な人は、この語順を間違えることがあります。英文を作る以前の問題です。
③.主語が一人称・二人称単数のbe動詞の平叙文が作れるようにしておく
このあたりまでが、中学校の1学期の中間テストの範囲になります。ですから、ここまで学習しておけば精神的に余裕をもって英語学習を進めることができます。
上記の通り、中学校の英語では「読む」「聞く」「書く」「話す」と多岐に渡る技能が求められます。実はこの時に必要なのは「日本語の文法能力」です。
日本語の文法をしっかり理解していれば、英語の文法学習が始まったときに意識するしないを問わず、日本語の文法と比較して学習を進めていくことになるからです。
ですから、国語が苦手という人は英語の学習と同時に国語の文法の学習を行うことが必須となります。
さて、上記の①②③の学習内容については、やはり既に書きました冬期講習会の小6生向けのクラスで取り上げています。
また、3月末から行う春期講習会でもクラスを設定いたします。
興味をお持ちの方、関心のある方はご連絡いただければ説明させていただきます。よろしくお願いいたします。