こんにちは。
本来でしたら明日がブログ更新日ですが、入試の前日に是非受験生の皆さんにお知らせしたいことがあります。
それは
「実受験の倍率は、先日発表された最終倍率よりも下がる可能性がある!」
という事です。
これは例年、公立高校入試の直前のブログ記事に記載していますが、以下の理由によります。
①.事前に受験を辞退する人がいる。
②.当日欠席する人がいる
③.「最後の一人」で並ぶと定員を超えて合格者を出す可能性が高い
では、それぞれのケースを見てみましょう。
まず①の場合、県南の受験生に多いのですが、第一希望を私立高校として公立高校を併願校とした場合、本命の高校に合格した時には公立高校の受験を辞退することになります。特に難関と言われる私立高校を受験する中3生に多いケースです。
次に②ですが、この時期はまだまだ天候が安定せず、また連日の追い込みで体調を崩しやすい状況になっています。そのため風邪やインフルエンザなどで受験できない生徒さんは、例年一定レベルでいます。
そして③です。ご存知の通り
公立高校入試は内申書と実際の5教科のテストの合計点で決まります。
しかし、もしもボーダーラインで複数の受験生が並んでしまったら、高校サイドはどうするのでしょう?
正解は
「並んだ人は原則合格とする」
です。
具体的な例を上げると
2023年度入試で、本庄高校は定員318名に対し、327名の合格者を出しています。実に9名の定員オーバーです。
同校の場合、2022年度入試でも定員を5名上回る合格者を出しています。
また、今年の志願者は定員ちょうどですが、例年ですと深谷第一高校も定員を超えて合格者を出す傾向が強いです。
どちらかと言えば
高倍率の高校で定員を超える合格者が出る傾向が強い
のですが、昨年度の本庄高校の倍率は1.06倍で、決して高くありませんでしたから、一概には言えません。
倍率が高くなくても「最後の一人」に並べば合格です。
ですから、受験生の皆さんは、明日
「最後の1秒まであきらめずに勝負すること!」
が必要です。
その最後の頑張りが合格につながっているのですから!
では、明日は悔いの無い時間を過ごして下さい。
受験生全員の健闘を祈ります。