こんにちは。
本日は
「OOするだけでは志望校合格に近づけない!?」
というテーマでお送りします。
さて、このブログをご覧の方には「OO」には何が入るかお分かりと思います。そうです
「勉強」あるいは「自主学習」
です。
結論から申し上げると
「やみくもに勉強しても、成績アップにつながるかどうかは分からない」
という事ですね。
ではなぜそのようなことが起こるのかといいますと
「自分の学力に対する認識が甘い、或いは出来ていない」
という事でしょうか。もう少し、具体的に言いますと次の3点にまとめられます。
1.自分自身の(学力的)ポジションがつかめていない。
2.自分の(学力的)長所短所が分かっていない。
3.自分の学力と志望校の間にどれくらいの「差」があるのかつかめていない。
「1」ですが、例えば定期テストで学年順位が180人中100位の生徒さんの場合、「この成績で志望校に合格出来るのか?」という疑問を持ったとしても、それを誰かに聞いてみたり、確かめたりすることはまずありません。これは塾講師26年の経験からのお話しです。
「2」ですが、これは「1」以上に見られるのですが「勉強、やってますよ~」という生徒さんでも、「苦手な英単語は後回し」「数学の図形はやらなくていいや」などと自分の都合のよい判断で、結局最後になって慌てるケースが毎年見られます。
そして「3」。自分の現在の成績に対して、あとどれだけ「上乗せがあれば」合格の可能性の方が高くなるのか等について、ある意味仕方のないことですが、この時期にはまだまだ無頓着な受験生は多く見られます。
では、このような問題を解消する方法はあるのでしょうか? 特効薬ではありませんが以下の方法をお勧めします。それは
「早い時期に模擬試験を受けるようにする」
事です。
これによって上記の「1」「2」「3」の問題を解決できる大きなカギを得ることが出来ます。
もっともそのためには「結果が返ってきたときにもう一度問題にチャレンジする」ことが必要です。
さて、幸いなことに埼玉県では全国的にも歴史があり全県的な模擬試験が存在しているので、この1学期から積極的に利用されて
「受験生自身の学力に対する認識をしっかりアップ・デートする」
ことが部活動が終わって本格的な受験生生活をスタートする時点での指標となってくれるでしょう。